ランの世界

─その魅力・希少種の保護・鑑賞と栽培─

講座終了

講座概要

講座番号 14120054
期間 2014年4月7日 ~ 2014年6月30日
回数 11回
曜日
時間 18:30~20:00
定員 40名
通常会員料金 10,000円
明大カード・福利厚生会員料金 9,000円
学生・生徒・教職員会員料金 5,000円
法人会員料金 8,000円
キャンパス 駿河台キャンパス
アカデミー・ポイント
リベラルアーツ
2 AP

講座趣旨

この講座では、内外の野生ランや様々なラン園芸品種を題材に、その魅力と不思議な生態について専門講師による解説を提供します。また、絶滅の危機に瀕している希少な野生ランの保護・育成、古典園芸としてのランの鑑賞、ランの上手な育て方などについて解説します。

講義概要

  日付 内容 各回の詳細 担当講師
1 2014/04/07(月) 蘭学事始   遊川 知久
2 2014/04/14(月) 野生ランの新しい栽培法   小田倉 正圀
3 2014/04/21(月) ランの病気と対処   三橋 俊治
4 2014/05/12(月) 日本のラン栽培の歴史   大橋 秀昭
5 2014/05/19(月) 蘭の香り   中村 祥二
6 2014/05/26(月) 遺伝子マーカー技術とその応用   半田 高
7 2014/06/02(月) 温室なしで栽培できる洋蘭   望月 信和
8 2014/06/09(月) 植物生理学と簡易植物工場によるラン栽培   石井 佑基
9 2014/06/16(月) ランの実生フラスコ栽培と希少種の保全・増殖   倉田 英司
10 2014/06/23(月) ラン・ネットワークの保護活動(2013 年~2014 年)   大貫 一夫
11 2014/06/30(月) 蘭の特許   夏井 高人

教材

リバティアカデミーブックレット22『ランの世界』

講師紹介

夏井 高人 (ナツイ タカト)
コーディネータ・明治大学法学部教授・弁護士
「植物分類体系の変化が法制度に与える影響-大麻規制法令を中心とする考察」、「狸狢事件判決再考」、「ランと法律」などの著書・論文がある。明治大学法学部「法と情報コース」の主任教授として関連科目を担当するほか、「植物と法」という講義科目も担当。

倉田 英司 (クラタ ヒデシ)
東京山草会事務局長
野生ランのフラスコ培養や野生ラン自生地における保全と保護にとりくんできた。蘭鉢の継承にも取り組んでいる。

石井 佑基 (イシイ ユウキ)
東京山草会ラン・ユリ部会幹事
「赤色ならびに青色発光ダイオード下において栽培したペチュニアとシロイヌナズナの花成関連遺伝子発現に関する解析」(共著)などの論文のほか、「ワインセラー栽培」などの著述が多数ある。ランの生理学に関する研究成果をもとに、マンションなど本来はランの栽培に適しない場所でのラン栽培の実験に取り組んでいる。

望月 信和 (モチヅキ ノブカズ)
望月蘭園代表
日本洋蘭農業協同組合理事、正審査員、世界蘭展日本大賞(東京ドーム蘭展)組織員及び審査員、「パフィオフォーラム・ひぬま」主宰。ランの専門誌にランの生態及び栽培に関する多数の論文・講演等がある。

半田 高 (ハンダ タカシ)
明治大学農学部教授(農学博士)
遺伝資源、遺伝子マーカー、花の香りなどを中心に研究している。『食料科学バイオテクノロジー』(培風館,1989年) 、「Dendrobium属の分子系統解析」「セッコクの花器官形成遺伝子」など多数の著書・論文がある。

中村 祥二 (ナカムラ ショウジ)
資生堂リサーチセンター香料顧問、フランス調香師協会会員
世界らん展日本大賞組織委員会副会長、蘭友会相談役、全日本蘭協会顧問
資生堂で40年にわたり香水・化粧品の香料の創作、花の香りの成分・生理心理効果に関する研究に従事。世界らん会議など国内外で香りの審査を担当。『調香師の手帖』(朝日文庫)、『香りの世界をのぞいてみよう』(ポプラ社)、『香りを楽しむ本』(講談社)など多数の著書・講演等がある。

大橋 秀昭 (オオハシ ヒデアキ)
植物文化史研究家・東京山草会運営委員・同ラン・ユリ部会幹事
山野草の栽培に関して豊富な経験を有し、日本だけではなく海外の山野草にも詳しい。『身近な山野草-育て方のコツ』(主婦の友社、1981)、『めずらしい野生蘭-花の変異・葉芸の魅力』(池田書店、1988)、『種から楽しむ山野草』(農山漁村文化協会、2004)、『最新の野生ラン全科』(新企画出版局、1987)、『野の花・山の花観察図鑑』(主婦の友社、2008)など多数の著書がある。

三橋 俊治 (ミツハシ シュンジ)
伝統園芸鉢作家・東京山草会ラン・ユリ部会部長・ラン・ネットワーク副代表
ランの栽培に用いる伝統園芸鉢の復元及び創作のかたわら,野生植物の栽培と希少ランの保護に努めてきた。『初めての野生ラン-失敗しない育て方』(主婦と生活社,1990),『野生ラン変異事典-変わり花と斑入り葉173種』(月刊さつき研究社,1985)など多数の著書がある。2002年には英国のRoyal Horticultural Society(RHS)において受賞するなど国際的評価も高い。

小田倉 正圀 (オダクラ マサクニ)
東京山草会会長
朝日カルチャーセンター講師、NHK趣味の園芸講師、世界蘭展日本大賞(東京ドーム蘭展)キャプテン審査員、日草展実行委員長などを歴任。『日本の野生ラン』(主婦と生活社、1979)、『野生蘭の栽培と増殖』(池田書店、1988)、『野生ランを楽しむ』(朝日新聞社、1990)、『ふやして楽しむ野生ラン』(農文協、2000)など多数の著書がある。

遊川 知久 (ユカワ トモヒサ)
国立科学博物館 多様性解析・保全研究グループ長
『英国王立園芸協会A-Z園芸植物百科事典』(翻訳分担:誠文堂新光社,2003)、「日本の植物園における絶滅危惧植物の保有状況とこれからの取り組み」、「ラン科植物の野外播種試験法-土壌中における共生菌相の探索を目的として-」、など著書・論文多数がある。

大貫 一夫 (オオヌキ カズオ)
ラン・ネットワーク幹事(井の頭公園担当)
内外の野生ランについて詳しく、自らラン科植物を栽培しつつ、絶滅に瀕している野生ランの保護活動に積極的にとりくみ、とりわけ井の頭公園における野生ランの保護増殖活動の中心的な役割を担ってきた。

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