経営戦略セミナー「デジタルファブリケーション革命」

―3Dプリンタはものづくり、ビジネスをどう変えるか―

開講中止

講座概要

講座番号 14210009
期間 2014年10月31日 ~ 2014年12月5日
回数 5回
曜日
時間 19:00~20:30
定員 30名
通常会員料金 20,000円
明大カード・福利厚生会員料金 18,000円
学生・生徒・教職員会員料金 10,000円
法人会員料金 16,000円
キャンパス 駿河台キャンパス
アカデミー・ポイント
ビジネス・アドミニストレーション
1 AP

講座趣旨

近年、3Dプリンタの普及とともにメイカーズムーブメントが注目されている。3Dプリンタが実用化されたのは20年以上前になるが、近年方式や材料の技術革新によりものづくりの多様な用途に対応できるようになってきた。また、低廉化によって一般消費者が家電量販店で購入し、自分だけのプロダクトをつくることも可能になっている。ものづくりにおける企画~設計~製造~購入~利用のプロセスが大きく変わろうとしている。製造業に限らず、関連産業、消費者を含めたデジタルファブリケーションがますます加速していくことが期待されている。
本セミナーでは以上のような背景を踏まえ、3Dプリンタはものづくり、ビジネスをどう変えるかに焦点を充てる。特に、3Dプリンタ・3Dスキャナを商品企画・試作・製造・検査等に活かしたいと考えている製造業の方、デジタルファブリケーションの潮流を活かしたビジネスモデル・新規事業に関心をお持ちの経営企画、事業企画の方の受講を想定し、まず、①3Dプリンタ、3Dスキャナ等のデジタル技術・ツールの現状を把握するとともに、②それらによってデジタル技術・ツールの用途やものづくりのプロセスがどう変わっていくかを分析し、③グローバル競争における日本の製造業の課題を探っていく。また、④コンテンツビジネス、クリエーター等を含めた産業構造の変化やプラットフォーム等の新たな事業機会の可能性も検討する。

講義概要

  日付 内容 各回の詳細 担当講師
1 2014/10/31(金) 3Dプリンタの現状とものづくり革新および産業への影響 本セミナーのイントロダクションとして、1) 3Dプリンタの製品/業界の現状、2) ものづくり革新の類型と事例紹介、3) デジタルものづくりに伴う日本の製造業、非製造業の経営課題、政策的課題など3Dプリンタとデジタルファブリケーションの全体像を把握する。 歌代
藤田
2 2014/11/07(金) 事例(ライオン)3Dプリンタ適用による設計・試作プロセスの革新 歯磨き・歯ブラシ・衣料用洗剤等を製造販売するライオン株式会社では、製品の包装材や容器の設計に早くから3D-CADを導入したが、実際の触感や使用感等は試作による評価が必要である。そこで、3Dプリンタを導入することにより、設計~試作検証のサイクルを高速化し効果を挙げている。設計開発における3Dツール導入の狙い、効果、留意点等をお聞きし、有効性と課題を検討する。 中川
3 2014/11/14(金) 事例(ケイズデザインラボ)3DプリンタX3Dスキャナで広がる用途 3Dプリンタ、3Dスキャナ等デジタルファブリケーションツールは、試作等のものづくりのメインストリーム以外の用途にも応用されつつある。株式会社ケイズデザインラボで手がけている多様な応用事例をお聞きし、今後のダイレクト製造、プロシューマー、コンテンツ・プラットフォーム、アート、エンターテイメント等への応用可能性を検討する。
※この回は、ケイズデザインラボ(渋谷区道玄坂)にてデモを含めて行う予定。
4 2014/11/21(金) 事例(JMC)3Dプリンタによるものづくり(試作・型製作等)の革新 株式会社JMCは3Dプリンタによる樹脂製品等の試作開発支援サービスを行っている。複数のメーカーの装置を保有し、実際に比較検討を行い、それぞれの特徴を活かして顧客ニーズにあった工法を提案している。その事業経験の中から各種活用事例をお聞きし、3Dプリンタによる試作および型製作等の今後の方向を学ぶ。 渡邊
5 2014/12/05(金) デジタルファブリケーションの未来 田中浩也著『SFを実現する 3Dプリンタの想像力』を題材に、3Dプリンタの可能性を討議し、デジタルファブリケーションの未来を検討する。 田中

教材

レジュメ資料
田中浩也著『SFを実現する3Dプリンタの想像力』

講師紹介

歌代 豊 (ウタシロ ユタカ)
明治大学経営学部教授
上智大学理工学部卒業,筑波大学大学院経営・政策科学研究科修士課程修了(修士(経営学))。三菱総合研究所に入社し,経営システムに関するコンサルティング等に従事。2004年,明治大学経営学部助教授に就任,2009年より現職。専門は,経営戦略論,戦略マネジメント,ITマネジメント。著書に,『情報・知識管理:ITとナレッジマネジメント』(編著,学文社)等がある。

藤田 公子 (フジタ キミコ)
みずほ銀行産業調査部 マニュファクチャリングチーム調査役
2001年みずほ銀行入行。2012年から現職。主な著作に「Mizuho Industry Focus Vol.137 3Dプリンタが日本のものづくりに与える影響」(2013年9月,みずほ銀行)「Mizuho Industry Focus Vol.151 3Dプリンタがものづくりの仕組みに変化をもたらす可能性」(2014年3月,みずほ銀行)他。

中川 敦仁 (ナカガワ ノブヒト)
ライオン株式会社包装・容器技術研究所副主席研究員
1987年ライオン株式会社入社。家庭科学研究所にて生活者研究に従事。1995年より現職の前進である包装技術部を経て,包装・容器技術研究所において容器設計を統括している。トップNANOXやソフランシリーズなどの容器設計を担当。

渡邊 大知 (ワタナベ ダイチ)
株式会社 JMC 代表取締役CEO
高校卒業後,ファイティング原田ジムに入門しプロボクサーデビュー。引退後の1990年,父親が経営する株式会社JMCに入社。入社当時に3Dプリンタが日本に登場し,黎明期から3Dプリンタ事業に携わる。2007年に鋳造会社を吸収合併,2012年にはVCから1億円の第三者割当増資を実行。中小製造業では馴染みの薄い先端的な経営手法を駆使し,業績を伸ばしている経営者である。経済産業省「新ものづくり研究会」委員。

原 雄司 (ハラ ユウジ)
株式会社ケイズデザインラボ代表取締役社長
大手通信機メーカーの試作現場に就職。その後,格闘家を続けながら金型用3次元CAD/CAMメーカーに転職し,開発責任者,子会社社長,IR担当などを経験。2006年,ケイズデザインラボを設立。2012年「デジタルシボD3テクスチャー」プロセスの考案で東京都ベンチャー技術大賞奨励賞を受賞。2012年に3DスタジオCUBEをイグアス社と共同で発案し,企業から個人まで体験できる3Dデジタルものづくりの体験スペースを運営中。ものづくりから,デザイン,アート,医療,エンターテインメントまで,様々な分野での3Dデジタルの活用を提案している。

田中 浩也 (タナカ ヒロヤ)
慶應義塾大学環境情報学部准教授
京都大学大学院人間環境学研究科修了、東京大学工学系研究科社会基盤学専攻修
了。博士(工学)。マサチューセッツ工科大学(MIT)建築学科客員研究員などを経
て、現在、慶應義塾大学環境情報学部(SFC)准教授。経済産業省「新ものづくり
研究会」委員、総務省「『ファブ社会』の展望に関する検討会」座長を務める。

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