日本人の魂の古層を探る

 

講座終了

講座概要

講座番号 15120023
期間 2015年5月13日 ~ 2015年11月18日
回数 12回
曜日
時間 15:00~16:30
定員 50名
通常会員料金 30,000円
明大カード・福利厚生会員料金 27,000円
学生・生徒・教職員会員料金 15,000円
法人会員料金 24,000円
キャンパス 駿河台キャンパス
アカデミー・ポイント
リベラルアーツ
2 AP

講座趣旨

今の世界を見れば、現代文明を生み出してきた父性原理があちこちで綻び、欲望が野放しになるにつれ、格差を生み憎しみや不安、生きがいの喪失など様々な不条理が噴き出しております。むしろ律令制の始めから、その中央の動きに抵抗し、取り残された周縁の文化の中にこそ、日本が経済大国から文化大国へ歩む未来の道筋が見えてくるように思います。上記のような社会の閉塞感を打開する道を探るべく、原道生、永藤靖、中沢新一諸氏を中心に明治大学の研究仲間が結集して作る講座です。

講義概要

  日付 内容 各回の詳細 担当講師
1 2015/05/13(水) 常世の思製   金山
2 2015/05/20(水) この世とあの世をつなぐもの  
3 2015/06/03(水) 物語としての「仁徳紀」―鳥と魂の幻想―   永藤
4 2015/06/10(水) 魂の還る処-民俗学者、谷川健一との対話-   居駒
5 2015/06/24(水) 古層学の方法   中沢
6 2015/07/01(水) 石原莞爾と宮沢賢治にみられる日本人の古層   岩野
7 2015/09/30(水) 柳田国男の異界観   立野
8 2015/10/14(水) 古典にみる日本人の生と死   原、林、金山
9 2015/10/21(水) 石川啄木文学の魂の古層を探る   池田
10 2015/11/04(水) カリブと日本の死生観   越川
11 2015/11/11(水) 語り物にみる種々相  
12 2015/11/18(水) 「二河白道」の世界―善導・源信・中将姫―   日向

教材

レジュメ資料

講師紹介

金山 秋男 (カネヤマ アキオ)
明治大学名誉教授、明治大学死生学・基層文化研究所代表
1948年栃木県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。専攻は死生学、宗教民俗学。著書に『歎異抄』、共著に『「生と死」の図像学』、『古典にみる日本人の生と死』など。現在、明治大学野生の科学研究所副所長、明治大学死生学・基層文化研究所代表、国際熊野学会副代表。

林 雅彦 (ハヤシ マサヒコ)
明治大学名誉教授 唱導文化研究所代表
1944年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。専攻は説話文学・絵解き・アジアの宗教民俗学。単著・共著・編著に『日本の絵解き―資料と研究』、『絵解きの東漸』、『日本における民衆と宗教』、『「生と死」の東西文化史』『唱導文化の比較研究』など多数。絵解き研究で第6回日本古典文学会賞受賞。説話文学会代表委員、国際熊野学会代表委員を歴任。新宮市市政功労者。令和元年度和歌山県文化功労賞。

永藤 靖 (ナガフジ ヤスシ)
コーディネータ、元明治大学文学部教授
明治大学卒業。博士(文学)。著書に『古代日本文学と時間意識』(未来社)、『時間の思想』(教育社)、『中世日本文学と時間意識』(未来社)、『風土記の世界と日本の古代』(大和書房)、『古代説話の変容』(勉誠社)、『日本霊異記の新研究』(新典社)、『琉球神話と古代ヤマト文学』(三弥井書店)、『古代仏教説話の方法』(三弥井書店)、『日本神話と風土記の時空』(三弥井書店)など。

居駒 永幸 (イコマ ナガユキ)
明治大学名誉教授
1951年山形県生まれ。博士(文学)。専攻は日本古代文学、日本民俗学。『万葉集』や『古事記』『日本書紀』の歌と散文に関する研究のほか、奄美沖縄や東北の民俗調査も継続的に実施している。著書に『古代の歌と叙事文芸史』(笠間書院、2003年、志田延義賞受賞)、『東北文芸のフォークロア』(みちのく書房、2006年)、共編著に『日本書紀[歌]全注釈』(同、2008年)。

中沢 新一 (ナカザワ シンイチ)
明治大学研究・知財戦略機構特任教授、野生の科学研究所所長
1950年山梨県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士過程満期退学。チベットで仏教を学び、帰国後、人類の思考全域を視野にいれた研究分野(精神の考古学)を構想・開拓する。著書に『チベットのモーツァルト』、『森のバロック』、『フィロソフィア・ヤポニカ』、『アースダイバー』、『カイエ・ソバージュ』シリーズ、『芸術人類学』、『野生の科学』、『大阪アースダイバー』ほか多数。第26回南方熊楠賞(人文の部)受賞。近著に『虎山に入る』、『熊を夢見る』(共に角川書店)、『アースダイバー 東京の聖地』がある。

岩野 卓司 (イワノ タクジ)
明治大学教養デザイン研究科・法学部教授
専門はフランス思想。フランス留学時代には、屋根裏部屋で貧乏暮らしをしていた。
主な著訳書『贈与論 資本主義を突き抜けるための哲学』、『バタイユ書簡集』など

立野 正裕 (タテノ マサヒロ)
明治大学名誉教授
1947年福岡県生まれ。岩手県立遠野高校卒業後、明治大学文学部に入学。同大学文学部教員として英米文学と西洋文化史を研究。「道の精神史」を構想し、ヨーロッパへの旅を重ね続ける。著書に『精神のたたかい――非暴力主義の思想と文学』、『黄金の枝を求めて――ヨーロッパ思索の旅』、『世界文学の扉をひらく』(全十巻、現在第三巻まで刊行中)、『日本文学の扉をひらく』(全十巻、現在第二巻まで刊行中)、『紀行 失われたものの伝説』、『紀行 星の時間を旅して』、『洞窟の反響』、『未完なるものへの情熱』など。

原 道生 (ハラ ミチオ)
明治大学名誉教授
1936年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。1981年より26年間明治大学文学部に勤務、その間文学部長、図書館長を務めた。専攻は演劇を中心とする日本近世文学。著書には『近松門左衛門(新潮社)』『近松浄瑠璃集』(岩波書店、共著)等がある。

池田 功 (イケダ イサオ)
明治大学政治経済学部教授 教養デザイン研究科教授
明治大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、明治大学政治経済学部教授。博士(博士)、国体啄木学会会長。主要単著として、『石川啄木 国際性への視座』(おうふう)、『石川啄木 その散文と思想』(世界思想社、明治大学人文科学叢書)、『啄木日記を読む』(新日本出版社)、『石川啄木入門』(桜出版)等。

越川 芳明 (コシカワ ヨシアキ)
明治大学文学部教授
1952年千葉県生まれ。筑波大学大学院博士課程文芸・言語研究科単位所得退学。専攻は米文学。90年代後半から、米墨国境地帯のボーダー・ピープルの「声」と「歌」を聴くために、精力的にフィールドワークを行う。著書に『トウガラシのちいさな旅 ボーダー文化論』、『ギターを抱いた渡り鳥 チカーノ詩礼賛』、『周縁から生まれる ボーダー文学論』、『カリブ海の黒い神々 キューバ文化論序説』など多数。

日向 一雅 (ヒナタ カズマサ)
明治大学名誉教授
東京大学大学院人文科学研究科国語国文学専門課程博士課程単位取得退学。博士(文学)。主要著書『源氏物語の準拠と話型』至文堂、『源氏物語その生活と文化』中央公論美術出版、『源氏物語 東アジア文化の 受容から創造へ』笠間書院、岩波新書『源氏物語の世界』など。

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