11270003 南方熊楠シンポジウム 明治大学・和歌山県連携講座 ~南方熊楠のエコロジー思想とは何か?~

講座終了

講座概要

講座番号 11270003
期間 2011年10月2日
回数 1回
曜日
時間 13:30~17:00
定員 1254名
リバティアカデミー会員料金 0円
一般料金 0円
キャンパス 駿河台キャンパス
アカデミー・ポイント

講座趣旨

南方熊楠(1867-1941)は、民俗学の分野における近代日本の先駆者的存在であり、博物学、宗教学の研究や、植物学、特に「隠花植物」と呼ばれていた菌類・変形菌類・地衣類・蘚苔類・藻類の日本における初期の代表的な研究者です。今からちょうど100年前に生物どうしのつながりの重要性、つまり現代の生物多様性の考え方に通じるエコロジーの思想で神社合祀令に反対し、自然保護運動を展開しました。その熊楠の視点は生命のつながりの大切さでした。現在、東日本大震災は私たちの生活に計り知れない影響を与えています。自然への畏敬、命の尊さを改めて考え直さなければなりません。「生きる」ことは一人ではありません。人と人がつながり、自然との共生のなかで生きています。このシンポジウムを通して、熊楠のエコロジー思想を現代社会に問いかけます。

特記事項

会場:駿河台キャンパス アカデミーコモン3階アカデミーホール

申込方法:事前予約制です。(全席自由、先着1,000名)
ホームページ、またはお電話にてお申込下さい。
TEL:03-3296-4423 WEB:https://academy.meiji.jp
●リバティアカデミーオープン講座は、会員の方以外も広く受講できます。
●お申込後、受講のご案内といった郵送物は送付されません。


プログラム
○ プロローグ(5分)
スライドショー「南方熊楠へのいざない」写真:鈴木理策
○ 主催者挨拶(5分)
和歌山県知事
○ 基調講演(40分)
「エコロジーの先駆者 南方熊楠」荒俣宏(作家)
○ 講演(60分)
「生命誌の世界と熊楠」中村桂子(JT生命誌研究館館長)(20分)
「熊楠のエコロジー思想」井川憲明(元明治大学農学部教授)(20分)
「熊楠の愛した生物多様性の宝庫 熊野」黒田大三郎(環境省参与)(20分)
~休憩(20分)~
○ 座談会(80分)
荒俣宏・中村桂子・井川憲明・黒田大三郎・仁坂吉伸
(南方熊楠のエコロジー思想から自然環境・生物多様性・熊野の魅力について語りあう。)

参加費:無料(*事前申込必要)
定員:1000人
主催:和歌山県・明治大学
共催:環境省

同時開催「熊楠と熊野」紹介展示
明治大学アカデミーコモン2階 10時~18時
熊楠の遺品・標本展示/熊楠ゆかりの地の紹介/生物多様性の解説
南方熊楠の未完成映画「熊楠KUMAGUSU」(パイロット版)上映

講義概要

  日付 内容 各回の詳細 担当講師
1 2011/10/02 ①エコロジーの先駆者南方熊楠②生命誌の世界と熊楠③熊楠のエコロジー思想④熊楠の愛した“生物多様性の宝庫―熊野”   ①荒俣宏 ②中村桂子 ③井川憲明 ④黒田大三郎

講師紹介

荒俣 宏 (アラマタ ヒロシ)
作家
1947年東京都生まれ。慶応大学卒業後、10年間のサラリーマン生活ののち独立。
百科事典の編集助手をしながら書いた小説『帝都物語』がベストセラーになり日本SF大賞受賞。『世界大博物図鑑』で、サントリー学芸賞受賞。
神秘学、博物学、風水等多分野にわたり精力的に執筆活動を続け、その著書、訳書は350冊あまり。南方熊楠に関しては、「南方熊楠-奇想天外の巨人」などがある。
武蔵野美術大学客員教授・サイバー大学客員教授。

中村 桂子 (ナカムラ ケイコ)
JT生命誌研究館館長
1936年東京都生まれ。東京大学理学部化学科卒業、同大学院生物化学専攻博士課程修了。
1993年に自ら提唱する「生命誌」の理念を実現する「JT生命誌研究館」を設立し、2002年には館長に就任。
生命の普遍性と多様性を総合的に捉え、関係と時間の中で解明しようとしている。
南方熊楠全集(平凡社)との出会いが、自身の生命誌研究に影響を与えた。
日本のこころ〈地の巻〉「私の好きな日本人」(講談社)で南方熊楠についての執筆を担当。

井川 憲明 (イカワ ノリアキ)
元明治大学農学部教授
1939年三重県熊野市生まれ、少年期南方熊楠の話をよく聞かされる。元明治大学農学部教授。農学博士。専門は、食品、モノつくりの物理化学と環境倫理学。モノつくりはヒトの感性も重要と、感性工学を発案。日本感性工学会設立に参加。現、日本感性工学感性商品研究部会副会長、日本景観学会理事、NPO・グリーンサイエンス21運営委員。

黒田 大三郎 (クロダ ダイザブロウ)
環境省参与
1952年東京都生まれ。1975年環境庁(当時)入庁。1975年10月から1978年3月まで吉野熊野国立公園管理事務所(当時:和歌山県新宮市)に勤務したほか、大雪山、雲仙天草の国立公園レンジャーを勤める。2008年自然環境局長。2009年から現職。
特に、昨年10月愛知県名古屋市で開催された生物多様性条約COP10に関しては誘致、準備、会議開催に取り組み、現在は、本年から始まった「国連・生物多様性の10年」国内委員会に参画している。

仁坂 吉伸 (ニサカ ヨシノブ)
和歌山県知事
1950年和歌山県生まれ。東京大学経済学部卒業後、通商産業省入省。生活産業局総務課長、経済企画庁長官官房企画課長、大臣官房審議官(通商政策局担当)、製造産業局次長を歴任後、2003年からブルネイ大使、社団法人日本貿易会専務理事を経て、2006年から和歌山県知事。

講座終了

会員のページ

会員の方の「講座申込」はこちらから

パスワードを忘れた方はこちら

会員番号:
Password:

会員区分に変更がある場合は、ログイン後、「マイページメニュー」にて変更してください。

ページの先頭へ