【リバティアカデミー20周年記念オープン講座】国宝・「漢委奴國王」金印真贋論争を終結する!

 

講座終了

講座概要

講座番号 19270001
期間 2019年10月5日
回数 1回
曜日
時間 13:00~14:30
定員 800名
リバティアカデミー会員料金 0円
一般料金 0円
キャンパス 駿河台キャンパス
アカデミー・ポイント

講座趣旨

「漢委奴國王」金印は、A.D.57年、「倭奴国」が漢王朝の皇帝に「奉貢朝賀」した際に与えられたもので、現在は国宝に指定されている。日本列島の住民が、大陸の強大な権力と直接本格的な政治交渉を開始したことを証明する重要な歴史資料だからである。しかし、この金印は、江戸時代以来繰り返し偽物説が提出されてきた。近年も、金工技術・古代文学の2分野の研究者から江戸時代の贋作によるものだと強く主張されている。
2010年11月以来、本格的に考古学的な分析を進めた結果、印面文字は後漢初期の特徴が明確であり、金属組成も、サイズも、鈕の形も後漢代のものとして全く問題はないことを証明できた。真贋論争は終結し、その歴史的意味に関する議論をこそ行うべきである。検討結果の詳細を紹介する。

※終了予定時刻を若干過ぎることがございます。予めご了承ください。

特記事項

【後援】千代田区

■受講料 無料

【申込方法】 事前予約制です(全席自由、先着800名)
「お電話」か「右上(もしくは右下)の赤いボタン」からお申し込みください。
TEL 03-3296-4423(平日10:30~19:00、土曜10:30~15:30)

■リバティアカデミーオープン講座は、会員の方以外でも受講いただけます。
※ただし、会員になることはできません。

■会場:明治大学 駿河台キャンパス アカデミーコモン3階 アカデミーホール
※駿河台キャンパスは、JR「御茶ノ水」徒歩3分、丸の内線「御茶ノ水」徒歩3分、千代田線「新御茶ノ水」徒歩5分、新宿線・半蔵門線・三田線「神保町」徒歩5分です。

■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。

■開場:12:30予定 ※開場時間は、早まる可能性があります。

国宝 金印「漢委奴国王」(福岡市博物館)


講義概要

  日付 内容 各回の詳細 担当講師
1 2019/10/05(土)     石川

講師紹介

石川 日出志 (イシカワ ヒデシ)
明治大学文学部教授
1954年新潟県生まれ。専門は日本考古学・弥生時代。弥生時代併行期に日本列島各地で展開した文化の多様性と相互の関係性を読み解くことが現在の課題。主な著書に、『農耕社会の成立』(岩波書店)、『「弥生時代」の発見 弥生町遺跡』(新泉社:以上単著、以下共著)、『図解・日本の人類遺跡』(東京大学出版会)、『シンポジウム弥生時代の考古学』(学生社)、『考古資料大観1 弥生・古墳時代 土器1』(小学館)など。

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