19220024 都市空間を歩くー近代日本文学と東京ー  

講座終了

講座概要

講座番号 19220024
期間 2019年9月28日 ~ 2019年11月30日
回数 9回
曜日
時間 13:00~14:30
定員 35名
通常会員料金 22,000円(税別)
明大カード・福利厚生会員料金 19,800円(税別)
学生・生徒・教職員会員料金 11,000円(税別)
法人会員料金 17,600円(税別)
キャンパス 駿河台キャンパス
アカデミー・ポイント
リベラルアーツ
1 AP

講座趣旨

「文庫本を抱えて街に出ませんか」というコピーでリバティアカデミー創立期にスタートしたこの講座は、一期3タームで運営、とうとう100タームを超えました。レベルの高さを失わないままでさらに面白さをと思っています。

特記事項

※フィールドワークに伴う書類をご提出いただきます(初回講義でご案内いたします)。
※フィールドワークに関わる費用は別途実費

講義概要

  日付 内容 各回の詳細 担当講師
1 2019/09/28 水上瀧太郎「山の手の子」の麻布台(1) 「山の手」に生まれ育った子どもの世界をみずみずしく描いた水上瀧太郎の自伝的小説「山の手の子」(明44)を読みます。テキストは岩波文庫の『日本近代短篇小説選』明治篇2。 長沼
2 2019/10/05 【フィールドワーク】水上瀧太郎「山の手の子」の麻布台(2) 「お屋敷」があった麻布台周辺を歩きます。 長沼
3 2019/10/19 消え去った歓楽の街 芝木好子「洲崎パラダイス」を歩く(1) 洲崎の歴史を確認しながら、荷風(「夢の女」)や犀星から芝木好子・三浦哲郎(「忍ぶ川」)などに繋がる洲崎の文学を総覧してみます。集英社文庫が現在手に入らないため、抄録プリントを開講時に配布します。 佐藤
4 2019/10/26 【フィールドワーク】消え去った歓楽の街(2) 歓楽の街洲崎はほとんど跡形もありませんが、わずかに残っている痕跡をたどります。 佐藤
5 2019/11/02 消え去った歓楽の街 芝木好子「洲崎パラダイス」を歩く(3) 芝木好子は東京下町の女達の姿を一貫して描き続けた作家でした。このテキストを入口にその世界に参入してみたいと思います。 佐藤
6 2019/11/09 小林多喜二の東京時代(1) 昭和の初期、プロレタリア文学の若きホープであった小林多喜二の上京後の生活を、当時の都市文化の視点から考察します。テキストは新潮文庫『蟹工船・党生活者』。 松下
7 2019/11/16 【フィールドワーク】小林多喜二の東京時代(2) 小林多喜二が5ヶ月間収監されていた豊多摩刑務所跡(中野区)を中心に、沼袋駅~中野駅周辺を探訪します。 松下
8 2019/11/30 小林多喜二の東京時代(3) 小林多喜二の代表作「党生活者」を都市空間の視点から考察し、イデオロギーを越えた作品の魅力を再考します。 松下
9 2019/12/07 【10/12休講分振替回】水上瀧太郎「山の手の子」の麻布台(3) フィールドワークの成果をふまえ、「お屋敷の子として生れた悲哀」の意味を東京の都市空間の視点から考察します。 長沼

教材

・配付資料
・テキスト
※テキストの一部は各自購入願います。

講師紹介

佐藤 義雄 (サトウ ヨシオ)
明治大学名誉教授
1948年長野県生まれ。東京教育大学大学院修了。都市・都市文化と文学の交錯を視座にして日本近代文学の読み換えを行っている。編著にこの講座の成果をまとめた『都市空間を歩く』(第1輯~第4輯、リバティアカデミーブックレット)、単著に『文学の風景 都市の風景』(2010 蒼丘書林)、『昭和文学の位相1930-1945』(2014 雄山閣)、近著に『文学の認知空間』(2020 蒼丘書林)がある。

長沼 秀明 (ナガヌマ ヒデアキ)
明治大学文学部兼任講師、川口短期大学こども学科准教授
1962年札幌市生まれ。明治大学大学院修了。川口短期大学こども学科准教授。明治維新から今日に至るまでの日本の憲法の歴史を連続的かつ幅広く研究。共著に『尾佐竹猛研究』『日本近代法学の巨擘 磯部四郎研究』『近代への架橋』『保育と日本国憲法』『近代日本の専門職とジェンダー』など。

松下 浩幸 (マツシタ ヒロユキ)
明治大学農学部教授
大阪府出身。明治大学大学院修了。日本近代文学専攻。〈都市〉〈独身者〉〈ジェンダー〉をキーワードに、近代化と文学表象の関係を考察している。著書に『夏目漱石-Xなる人生-』、共著書に『異文化体験としての大都市』『漱石事典』『漱石文学全注釈 7 三四郎』などがある。

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