21220108 現実体験の小説化-夏目漱石の場合-  

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講座概要

講座番号 21220108
期間 2021年11月16日
回数 1回
曜日
時間 15:00~16:30
定員 100名
通常会員料金 1,100円
明大カード・福利厚生会員料金 1,100円
学生・生徒・教職員会員料金 1,100円
法人会員料金 1,100円
キャンパス その他
アカデミー・ポイント
※受講にかかる通信費用は受講生が各自負担
※料金は全て税込価格

講座趣旨

小説はフィクションである、というのは常識ですが、フィクションの程度は様々です。現実に起こった事件を小説に取り入れる時、小説家はしばしば現実を改変します。夏目漱石も自分の身に起こったことをよく小説に取り入れました。そもそも彼のデビュー作『吾輩は猫である』は彼自身の生活から生まれた作品です。同時期に書かれた「倫敦塔」「カーライル博物館」には漱石のロンドンでの留学生活が取り入れられながら、そこにはかすかな、でも文学的に意味の深い改変がなされました。最晩年に書かれた『道草』では、『吾輩は猫である』を書き始めた時期の自分をモデルにし、現実に起こった事件を素材に、それを全く違った世界観で組み立て直して、人間の意識の最も深い部分を描く小説に仕上げています。以上から文学と現実の関係の謎を探りたいと思います。

詳しくは講座紹介動画をご覧ください。➡動画リンク先

特記事項

※本講座はリアルタイム配信型(見逃し配信付き)となります。
■見逃し配信視聴方法(収録動画のストリーミング配信)
各回実施日の翌々日(日・祝日を除く)21時までに会員のページ「マイページ」に公開します。
視聴期限は、最終回の収録動画を公開してから2週間後です。期間中は何度でも視聴できます。
見逃し配信に関する詳細及び注意事項は、下記「オンライン講座ご受講にあたって」をご確認ください。

※お申込み前に必ずオンライン講座ご受講にあたってをご確認ください。

※初めてZoomをご利用になる方は、Zoomご利用ガイドをご覧ください。

■申込締切日:11月8日(月)

■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。

講義概要

  日付 内容 各回の詳細 担当講師
1 2021/11/16 現実体験の小説化―夏目漱石の場合- 『吾輩は猫である』「倫敦塔」「カーライル博物館」『道草』における、現実の小説化の問題を探ります。 藤澤

教材

配布資料
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講師紹介

藤澤 るり (フジサワ ルリ)
元明治大学・東京大学非常勤講師 文学博士
東京外国語大学非常勤講師を皮切りに明治大学、東京大学、武蔵大学、桜美林大学等の非常勤講師を歴任。近代文学、日本語表現、留学生授業等を担当。専門は夏目漱石研究。また、樋口一葉も研究している。2018年『夏目漱石の文学的現場 意識と思考の焦点』(青簡舎、2017年12月)により東京大学より文学博士号を受ける。共著に『漱石事典』『論集 樋口一葉Ⅳ、Ⅴ』等がある。

松下 浩幸 (マツシタ ヒロユキ)
明治大学農学部教授
大阪府出身。明治大学大学院修了。日本近代文学専攻。〈都市〉〈独身者〉〈ジェンダー〉をキーワードに、近代化と文学表象の関係を考察している。著書に『夏目漱石-Xなる人生-』、共著書に『異文化体験としての大都市』『漱石事典』『漱石文学全注釈 7 三四郎』などがある。

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