【アーカイブ】はじめての民俗学

平地人を戦慄せしめよ―『遠野物語』を読み解く―【アーカイブ/Zoom】

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講座概要

講座番号 22320203
期間 2022年9月1日 ~ 2022年12月31日
回数 5回
曜日
時間 24時間視聴可
定員 100名
通常会員料金 5,500円
明大カード・福利厚生会員料金 5,500円
学生・生徒・教職員会員料金 5,500円
法人会員料金 5,500円
キャンパス その他
アカデミー・ポイント

講座趣旨

『遠野物語』は柳田国男の日本民俗学の原点と言われている。柳田はこの書で何を私たちに伝えたかったのだろう。よく言われてきたのが、日本には古来、平地世界とは無縁の山人たちがいて、それが各地の民話伝説の題材となっていることを世に知らしめようとしたと。しかし、遠野からきた佐々木青年が語る説話に最初に戦慄したのは柳田自身であり、彼はむしろ『遠野物語」を著わすことで日本民俗学に目覚めたのである。柳田が『遠野物語」を書いたのではない、“遠野”が柳田に書かせたのである。『遠野物語」が持つ無尽蔵ともいえる民俗世界は、道を外れてしまった私たち平地人を、今も戦慄せしめている。

特記事項

※本講座は2022年度春期講座として、2022年5月6日~7月1日に実施した講座のアーカイブ講座(すでに実施した講座の録画をご視聴いただく講座)です。

※講座内容に関する質問を受け付けることはできません。予めご了承ください。
※原則として、リアルタイム配信型の講座を録画したものをご視聴いただきます。大学側で一部編集する場合がありますが、途中の映像音声の乱れについて、了承くださるようお願いいたします。


■視聴方法
お申込み完了後、会員ページにログインしてください。「マイページ」よりご視聴いただけます。
視聴期限は、2022年12月31日(土)までです。期間中は何度でも視聴できます。


※お申込み前に必ずオンライン講座ご受講にあたってをご確認ください。


■申込締切日:9月30日(金)

■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。

講義概要

  日付 内容 各回の詳細 担当講師
1 2022/09/01(木) 隠れ里・まよいが(迷い家) 山中には不思議な隠れ里があり、特定の人にだけ姿を現すという。未知の世界と思われた山の中には意外な世界と生き物が住んでいる。 水谷
2 2022/09/01(木) オシラサマと隠し念仏 オシラサマの話は以前もあったが、マイリノホトケと呼ばれるそれは仏教や神道の影響もうけている。山村には秘密結社のような信仰集団があった。 水谷
3 2022/09/01(木) 長者屋敷の怪異 長者屋敷とは、山中にある無人の屋敷跡のこと。ちかくの炭焼き小屋に時折、不思議な女が現れ、小屋の中を覗くという。 水谷
4 2022/09/01(木) 幽霊との遭遇・死者を見た話 幽霊との遭遇はどこの世界にもある。遠野では息を引き取る寸前に多くの人が死者の霊と出会う。この世への未練が幽霊となって現れるのか。 水谷
5 2022/09/01(木) 山の神と天狗 菊池菊蔵は子供の具合が悪くなったので、実家に帰っている妻を呼びに峠を越えた。するとどこからともなく「菊蔵、お前の子供はもう死んでいるぞ」と声がした。声の主は山の神か天狗なのか。 水谷

教材

配付資料
会員のページ「マイページメニュー」の「オンライン講座視聴・資料ダウンロード」にてダウンロードしていただきます。


・テキスト情報(著者 『書籍名』 (出版社,発刊年) 価格(税込))
『新版 遠野物語』角川ソフィア文庫 572円

講師紹介

水谷 類 (ミズタニ タグイ)
元明治大学文学部兼任講師
日本宗教史・文化史、および民俗学専攻。明治大学大学院博士後期課程修了。博士(史学)。著書:『廟墓ラントウと現世浄土の思想』、『墓前祭祀と聖所のトポロジー』(雄山閣、2009年)、『中世の神社と祭り』(岩田書院、2010年刊)、『墓制・墓標研究の再構築―歴史・考古・民俗学の現場から―』(岩田書院、2010年刊)、『村落・宮座研究の継承と展開』(岩田書院、2011刊)、『オビシャ文書の世界―関東の村の祭りと記録』(岩田書院、2018年)。一宮制、神社と祭り、民間芸能者、遊行の宗教者などを研究対象としながら、日本人の精神世界の形成について考えています。

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