【アーカイブ】古代日本と朝鮮渡来文化
山城国における渡来文化の受容と展開をさぐる【アーカイブ/Zoom】講座概要
講座番号 | 22320204 |
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期間 | 2022年9月1日 ~ 2023年3月31日 |
回数 | 5回 |
曜日 | |
時間 | 24時間視聴可 |
定員 | 100名 |
通常会員料金 | 5,500円 |
明大カード・福利厚生会員料金 | 5,500円 |
学生・生徒・教職員会員料金 | 5,500円 |
法人会員料金 | 5,500円 |
キャンパス | その他 |
アカデミー・ポイント | − |
講座趣旨
古代朝鮮から渡来人が日本に住み着くようになるのは、4世紀後半から5世紀初期以降の時期とされるが、古くは紀元前3世紀頃の弥生時代から定住したと考えられています。朝鮮半島からいち早く来日した渡来人は、最初は近畿やその近隣に抱擁され、高度な学術や技芸、さらに労働力を日本の上代文化の発展のために寄与・提供し、彼らもまたその地域を新生活の場としたのであります。本講座では、山城国葛野郡太秦を本拠地とする古代日本の最大の渡来氏族である秦氏をめぐって、豊富な知識と技術を持って当時の日本社会と文化に大きな影響を与えた秦氏の実態について、迫ってみたいと思います。
特記事項
※本講座は2022年度春期講座として、2022年5月12日~7月7日に実施した講座のアーカイブ講座(すでに実施した講座の録画をご視聴いただく講座)です。
※講座内容に関する質問を受け付けることはできません。予めご了承ください。
※原則として、リアルタイム配信型の講座を録画したものをご視聴いただきます。大学側で一部編集する場合がありますが、途中の映像音声の乱れについて、了承くださるようお願いいたします。
■視聴方法
お申込み完了後、会員ページにログインしてください。「マイページ」よりご視聴いただけます。
視聴期限は、2023年3月31日(金)までです。期間中は何度でも視聴できます。
※お申込み前に必ずオンライン講座ご受講にあたってをご確認ください。
■申込締切日:2023年2月20日(月)
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
講義概要
日付 | 内容 | 各回の詳細 | 担当講師 | |
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1 | 2022/09/01(木) | 弓月君の渡来伝承 | 秦氏の祖とされる弓月君の渡来伝承について、ルーツと秦氏の成立などを検証します。 | 金 |
2 | 2022/09/01(木) | 秦氏と伊奈利社・松尾大社 | 秦氏は伏見稲荷大社・松尾大社を氏神として祀っており、養蚕・機織・農耕・酒造との関連を解説します。 | 金 |
3 | 2022/09/01(木) | 秦酒公の伝承と大酒神社 | 大酒神社の社名は、秦酒公を祀ったため「大避」から改めたと伝え、秦酒公との関わりを考察します。 | 金 |
4 | 2022/09/01(木) | 秦河勝と聖徳太子 | 秦河勝は秦氏の族長的な人物としての聖徳太子の下で活躍した人物であり、二人の関係について解説します。 | 金 |
5 | 2022/09/01(木) | 秦河勝と広隆寺の創建 | 秦河勝が秦氏の氏寺として創建した広隆寺は、峰岡寺とも秦寺とも呼ばれ、秦河勝と広隆寺をめぐる諸問題を検討します。 | 金 |
教材
配付資料
会員のページ「マイページメニュー」の「オンライン講座視聴・資料ダウンロード」にてダウンロードしていただきます。
講師紹介
金 任仲
(キム イムチュン)
明治大学文学部兼任講師
明治大学大学院博士後期課程修了。博士(文学)。著書に『古代日本と朝鮮渡来文化』(明治大学リバティアカデミー)、『華厳縁起の研究』(宝庫社)、『華厳縁起―元暁絵・義湘絵』(民俗苑)、『西行和歌と仏教思想』(笠間書院)、『放浪、遍歴、乞食行脚』(創元社、共著)、『絵解きと伝承そして文学』(方丈堂出版、共著)など。論文に「新羅僧義湘と善妙の説話」(『文芸研究』118号、2012)、「日本華厳宗祖師・元暁」(『淵民学志』29輯、2018)、「高句麗僧慧慈と聖徳太子」(『文芸研究』139号、2019)、『日本三論宗祖師・慧灌』(『淵民学志』33輯、2020)など。