古墳時代の最前線【オンライン】
解題・『黒塚古墳の研究』【Zoom/日本の文化・歴史/その他/】講座概要
講座番号 | 23120201 |
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期間 | 2023年4月20日 ~ 2023年5月25日 |
回数 | 5回 |
曜日 | 木 |
時間 | 15:00~16:30 |
定員 | 100名 |
通常会員料金 | 13,200円 |
明大カード・福利厚生会員料金 | 13,200円 |
学生・生徒・教職員会員料金 | 13,200円 |
法人会員料金 | 13,200円 |
キャンパス | その他 |
アカデミー・ポイント | − |
※料金は全て税込価格
講座趣旨
講師が在職していた奈良県立橿原考古学研究所(以下、橿考研と略記)は、1993年~2000年にかけてオオヤマト古墳群(奈良県天理市・桜井市)中の4基の前期古墳の調査を実施しました。なかでも、1997年~1999年に調査された黒塚古墳は未盗掘の埋葬施設(竪穴式石室)が調査され、33面の三角縁神獣鏡が副葬当時の状態で検出されたことにより、考古学研究者のみならず、世間の注目を集めました。2018年9月、待望の黒塚古墳発掘報告書である『黒塚古墳の研究』が刊行され、調査成果が公表されました。
本講座は、『黒塚古墳の研究』を繙きながら、前期古墳研究の現状を紹介するとともに、今後に残された研究課題について解説します。
特記事項
※本講座はリアルタイム配信型(見逃し配信付き)となります。
■見逃し配信視聴方法(収録動画のストリーミング配信)
各回実施日の翌々日(日・祝日を除く)21時までに会員のページ「マイページ」に公開します。
視聴期限は、最終回の収録動画を公開してから2週間後です。期間中は何度でも視聴できます。
見逃し配信に関する詳細及び注意事項は、下記「オンライン講座ご受講にあたって」をご確認ください。
※お申込み前に必ずオンライン講座ご受講にあたってをご確認ください。
※初めてZoomをご利用になる方は、Zoomご利用ガイドをご覧ください。
■申込締切日:4月19日(水) 10:00AM
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
講義概要
日付 | 内容 | 各回の詳細 | 担当講師 | |
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1 | 2023/04/20(木) | オオヤマト古墳群の調査経緯と調査概要 | 橿考研が実施した中山大塚古墳・下池山古墳・ホケノ山古墳の調査経緯と調査概要を解説します。 | 橋本裕行 |
2 | 2023/04/27(木) | 黒塚古墳の調査 | 黒塚古墳の発掘調査について詳細に解説します。 | 橋本裕行 |
3 | 2023/05/11(木) | 前期古墳の埋葬施設・外装と副葬品の配置 | 前期古墳の埋葬施設の構築方法・埴輪などの外装や副葬品の配置などについて解説します。 | 橋本裕行 |
4 | 2023/05/18(木) | 前期古墳の副葬品1 | 前期古墳に副葬された青銅鏡の研究成果と課題について解説します。 | 橋本裕行 |
5 | 2023/05/25(木) | 前期古墳の副葬品2 | 前期古墳に副葬された鉄器(武器・その他)などの研究成果と課題について解説します。 | 橋本裕行 |
教材
配付資料
会員のページ「マイページメニュー」の「オンライン講座視聴・資料ダウンロード」にてダウンロードしていただきます。
受講生の声
・最新の学問内容をわかりやすく講義していただき、ありがとうございます。
・東国古墳時代の最新状況が分かり、満足しました。
講師紹介
橋本 裕行
(ハシモト ヒロユキ)
明治大学文学部兼任講師 奈良県立橿原考古学研究所特別研究員
1959年、神奈川県生まれ。明治大学大学院博士前期課程修了。専門は、弥生絵画、神社および神殿遺構、山岳信仰遺跡、温泉考古学など多岐にわたる。著作・論文に「弥生絵画に内在する象徴性について」(『原始の造形 日本美術全集1』)『山岳信仰の考古学的研究』「大峯(峰)考」(『山岳信仰と考古学』Ⅱ)「温泉考古学事始め」(『橿原考古学研究所論集』第十六冊)「弥生時代の造形・文様・絵画」(『日本美術全集第1巻』)など。