「万葉集の世界」【ハイブリッド/対面】

巻六を読む【対面/日本の文化・歴史/文学/】

受付終了

講座概要

講座番号 23221351
期間 2023年9月28日 ~ 2023年12月14日
回数 6回
曜日
時間 14:00~15:30
定員 30名
通常会員料金 15,840円
明大カード・福利厚生会員料金 15,840円
学生・生徒・教職員会員料金 15,840円
法人会員料金 15,840円
キャンパス 駿河台キャンパス
アカデミー・ポイント
リベラルアーツ
1 AP
※料金は全て税込価格

●ハイブリッド講座●
オンライン講座と対面講座を同時に実施する講義形式です。

<ハイブリッド/対面>
教室内で講師が行なう対面講義をご受講いただきます。

<ハイブリッド/オンライン>
教室で行なわれる対面講義をリアルタイムのZoom配信にてご受講いただきます。

講座趣旨

『万葉集』巻六は、巻五とともに雑歌からなる今歌巻で、巻五が筑紫歌壇の巻であったことに対し、奈良の都での歌を中心としていることから「奈良朝宮廷歌巻」と称されています。笠金村や山部赤人などの歌を多く収め、聖武天皇即位の前年にあたる養老七(723)年から天平十六(744)年まで年代順に配しています。行幸従駕歌をはじめとする宮廷歌が多いという特徴は、巻六が巻一雑歌を継ぐものであることを示し、他巻に比べて年紀を丁寧に記していることに、『万葉集』の歴史意識をうかがい知ることができます。
 この講座では一首ずつ丁寧に解釈し、当時の宮廷人に思いを馳せるとともに、巻六の底流にある歴史認識について考えてみたいと思います。

特記事項

お申込みの際は「ハイブリッド/対面」もしくは「ハイブリッド/オンライン」いずれかのページをご確認の上、お手続きをお願いいたします。

※こちらはキャンパス(対面型)で受講希望の方専用の申込ページです。
Zoomによるリアルタイム配信型で受講を希望される方はこちらからお申し込みください。


■申込締切日: 9月27日(水)

■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
■本講座は、ハイブリッド型の対面式講座です。受講料の割引対象外です。

講義概要

  日付 内容 各回の詳細 担当講師
1 2023/09/28(木) 九九六~一〇〇六 天平六~八年:行幸従駕歌 堂野前
2 2023/10/12(木) 一〇〇七~一〇一七 天平八~九年:官人たちの宴歌 堂野前
3 2023/10/26(木) 一〇一八~一〇二七 天平十年:石上乙麻呂配流の歌 堂野前
4 2023/11/09(木) 一〇二八~一〇四〇 天平十一~十五年:聖武天皇の彷徨 堂野前
5 2023/11/30(木) 一〇四一~一〇四九 天平十六年① 寧楽京の荒廃を惜しむ歌 堂野前
6 2023/12/14(木) 一〇五〇~一〇六七 天平十六年② 久邇の新京を讃める歌 堂野前

教材

配付資料

受講生の声

・回を重ねるごと講義を受けるのが楽しくなりました。
万葉集の人々の心の動き。思いなど少々わかり(人間は)おもしろさわかり楽しい。
・毎回くわしい資料を用意していただき、また自分で読むとただ原文と口語(現代語)訳しかできないところ、一句ずつていねいにその歌の背景を説明され、また全体、句と句との関係などの構成なども説明され大変勉強になりました。

講師紹介

堂野前 彰子 (ドウノマエ アキコ)
明治大学経営学部兼任講師
明治大学大学院修了、博士(文学)。日本古代文学専攻。古代日本文学における「交換・交易」についての研究を行う一方、韓国文学『三国遺事』や『遠野物語』の研究も行う。著書に『古代日本神話と水上交流』(三弥井書店)、『日本神話の男と女』(三弥井書店)、『『万葉集』の世界』(リバティアカデミーブックレット46)。主な論文に「神話としての「一夜孕み」」、「『古事記』と交易の道」、「遠野昔話の深層」などがある。

会員のページ

会員の方の「講座申込」はこちらから

パスワードを忘れた方はこちら

会員番号:
Password:

会員区分に変更がある場合は、ログイン後、「マイページメニュー」にて変更してください。

ページの先頭へ