【ハイブリッド/オンデマンド】挿絵から読む文学
グリム、ハイジから多和田葉子へ 後援:明治大学人文科学研究所【特別企画(オープン講座)/世界の文化・歴史/その他/】講座終了
講座概要
講座番号 | 23270015 |
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期間 | 2023年11月28日 |
回数 | 4回 |
曜日 | 火 |
時間 | 13:00~15:00 |
定員 | 0名 |
リバティアカデミー会員料金 | 0円 |
一般料金 | 0円 |
キャンパス | その他 |
アカデミー・ポイント | − |
著作権の関係上、一部、配信内容を割愛する場合がございます。あらかじめご了承ください。
※受講にかかる通信費用は受講生が各自負担
講座趣旨
本シンポジウムは、従来あまり論じられてこなかった文学と絵画を架橋する新しい試みとして、文学と絵画(挿絵、漫画、アニメを含む)の隠れた関係と歴史を、豊富な例をスライドで紹介しながら考察し、議論する。なるべく多くの方々にも来ていただき、わかりやすい話をするために題材は、われわれにもなじみの深いグリム童話、ハイジ(ヨハンナ・シュピリ原作)、スイスの英雄ウィリアム・テル等とする。
特記事項
■この講座は会員以外の方でもご受講いただけます。
※ただし、会員になることはできません。
■申込締切日:11月26日(日)
■こちらは11月25日(土)開催の対面講座のオンデマンド(収録動画のストリーミング配信)受講希望の方専用の申込みページです。
11月25日(土)に対面型(教室)で受講いただける方はこちらからお申し込みください。
■本講座にお申込みいただいた方は、2024年3月30日まで、ご登録いただいたメールアドレス宛に配信するURLから、講義動画を随時、何回でも視聴できます。
※11月25日に実施した講座を録画したものをご視聴いただきます。大学側で一部編集する場合がありますが、途中の映像音声の乱れについて、了承くださるようお願いいたします。
講義概要
日付 | 内容 | 各回の詳細 | 担当講師 | |
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1 | 2023/11/25(土) | 挿絵から読む日本でのウィリアム・テル | 関口 | |
2 | 2023/11/25(土) | アニメから読むハイジ | トムセン | |
3 | 2023/11/25(土) | 挿絵から読み解くグリム童話 | 西口 | |
4 | 2023/11/25(土) | 多和田葉子『白鶴亮翅』の挿絵を担当して | 溝上、関口 |
講師紹介
関口 裕昭
(セキグチ ヒロアキ)
明治大学情報コミュニケーション学部教授
大阪府生まれ。慶應義塾大学文学部卒業、同大学院修了。京都大学博士(文学)。ドイツ・ゲッティンゲン大学留学。専門は近現代ドイツ抒情詩、ドイツ・ユダヤ文学、比較文学。主な著書に『評伝 パウル・ツェラン』(小野十三郎賞特別賞)、『パウル・ツェランとユダヤの傷』など。音楽と詩の関係にも関心を持ち、シューマンのシンポジウムやコンサートを行っている。最近の訳書に多和田葉子がドイツ語で書いた『パウル・ツェランと中国の天使』(文藝春秋、2023年)がある。
西口 拓子
(ニシグチ ヒロコ)
早稲田大学理工学部教授
東京外国語大学大学院修了。専門はドイツ文学、主にグリムのメルヒェンを研究している。近著に『挿絵で読むグリム童話』(早稲田大学出版会、2022年)など。
ハンス・ビャーネ・トムセン
(ー)
チューリヒ大学東洋美術史研究所所長、教授
専門は日本美術史。特に災害の対応における日本のアートを研究している。2019年、長年の功績により日本政府より旭日小綬賞を授与された。2023年11月、明治大学に「世界のキャンパスから」の講師として来日予定。
溝上 幾久子
(ミゾガミ イクコ)
銅版画家
武蔵野美術大学造形学部卒。書籍、新聞、雑誌のための挿画、挿絵など多数。2022年、朝日新聞に連載された多和田葉子の小説『白鶴亮翅』の挿画を担当。多和田葉子との共著に挿絵を担当した『オオカミ県』(論創社、2021)がある。