受講生の声

「ウィキリークス以前―極秘文書の世界を紐解く―」
―真珠湾への道―(2012年度前期受講生)   松本 慶三さん

「ウィキリークス以前―極秘文書の世界を紐解く―」講座を受講して

 福島第一原発事故のあと、枝野官房長官は「ただちに健康に影響はない」と繰り返していました。また、専門家と称する人々もテレビ等で同様の事を述べていましたが、原発推進の「国際原子力機関」(IAEA)は、放射線量の高い福島県飯舘村などで、急性放射線症の大量発病を危惧していると公表。日本政府は慌てて、危険な地域の人々を避難させました。
 数年前、内部告発サイト「ウィキリークス」が米公電の内容として、「IAEAの天野事務局長が就任に先立ち、米国のIAEA大使に『あらゆる重要な決定で米国に同調する』と述べていた」と報じていたことを思い、複雑な気分になりました。
 終戦を7歳で迎えた私には戦後、気になる事柄が数多ありました。日本がイタリアやドイツのように自国で戦争犯罪者を裁かないことや、いまだに真相が明らかになっていない下山事件、吉田茂元首相の単独書名による日米安保条約、安保条約改定の強行採決など、多くの疑問を感じておりました。
 そんな折、「ウィキリークス以前―極秘文書の世界を紐解く―」の講座がリバティアカデミーにあるのを知り、「これだ!!」と直ちに申し込みました。
 講義では、占領軍民間情報教育局世論調査課の報告書など、今まで知り得なかった豊富な資料が提示されました。当時の日本人の考え方を占領軍は驚く程詳細に分析していたこと、占領政策に対する労働者の反発や国際情勢の変化、各国の諜報機関のことや、下山・三鷹・松川事件の背景、ソ連領内に抑留されていた日本人の復員者に対するソ連当局の工作、ビキニ環礁で行われた水爆実験の被曝漁船が第五福竜丸以外に900隻もあったこと、アメリカと日本政府とのやりとりの極秘文書と反核運動への対策、軍事における情報革命など、私の世相の調査研究にためにも、大変有意義な内容の講義でした。

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