受講生の声

全国古寺社めぐり(2016年度秋期 受講生)  林 信雄さん

 勤めていた会社を2011年11月の株主総会をもって退職。自宅にいる時は、蔵書を紐解いて学生気分に浸っていました。書棚にあった1975年発刊『歴史公論』を何気なくめくっていると、アカデミー講座の講師である圭室文雄名誉教授が若かりし頃に寄稿された、「宗教文書の読み方」という文章が目に入りました。

 「これだ! 寺社縁起・宗旨や檀家制度のことをもう一度学ぶには最適だ」との思いで、「全国古寺社めぐり」の受講を決意しました。この講座は半期10回開催され、講師の先生方のユーモアを交えた講義の時間はあっという間に過ぎます。講座のうち2回はフィールドワークとして、関東近郊の古刹などを訪問します。
僧侶の法話を聴聞する機会にもなります。2017年春期の講座では、6月に鶴見の總持寺と成田山新勝寺へのフィールドワークが予定されています。

 ①神奈川県藤沢にある清浄光寺(通称:遊行寺)の高僧が諸国行脚している時は「遊行上人」と呼ばれ、②藤沢に戻ってから「藤沢上人」となること。③廻国中の上人に対して、各地の大名家ではかなりの接待を行ったこと。④また、江戸時代の庶民は名を持たなかったのではなく、苗字を持っていても名乗ることができなかったこと。⑤高野山の勧進が日本各地を訪問し、祈祷札や除災札を頒布するとともに、旦那となる村々の庶民宛に各人の宗旨に合わせたお土産を渡したこと。⑥「霞場 」と呼ばれる活動範囲内の訪問先を一軒ごとに帳面に記録し、相手先を間違わずに訪問すべく、帳面には苗字が記載され同名を識別していたそうです。これは、越中富山の配置薬商が大事にした「懸場帳」と同様に、今日の顧客管理システムともいえる仕組みが既に江戸時代に機能していたことなど、これら6点の驚きをこの講座で学びました。

 学び続けることは楽しく、今春には受講ポイントがたまり、アカデミー会員証がゴールドになりました。さらに、「アカデミー・ドクター(リベラルアーツ)」の称号を受けました。いつの日か100ポイントもしくはデュアルディグリー達成でプラチナカードに?


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